4月下旬のある日  

 そういうわけで(下の日記参照)荒川に行ってきました。 土手を上り下りしていていたらバイクから落馬しました。 いやあ、あれはかなりの勢いでしたね。 落ちて一番最初にやったことは、「 左手動くかな?・・・・あー動く動く。 右手はどう?・・・・あーオーケーオーケー! これで半身不随はないね。」という動作でした。 もちろん倒れたまま。 でも置きあがれて良かったです。 置きあがれてなかったら今頃まだあそこで雨に打たれてます。 きっとキノコとか生えてます。 そう言えば土手にはつくしが生えていましたよ、漢字で書くと土筆ですよ、 まったくうまいこと書くもんですね。 しかしやっぱり 今頃になっても首やら肩やらあちこちが痛いです。 誰かから呼びとめられて振り向く動作なんかすごく痛そう。 べつに呼び止められた事ないけど(痛い)。

 置きあがってあちこち触っていると、 二つ折りの携帯電話が、ほぼ四つ折りになって ポケットからでてきましたとさ。 さようならさようなら携帯のメモリーズ。 5月8日に機種変決定。なんと1万7000円。 こりゃ痛い。首より痛い。



4月下旬のある日  去年の今頃のように

ジャズ喫茶はどこにあるのかいまいちよく知りませんので。
(誰か教えてください、ていうか教えなさいくらいの勢い)
漠然と横浜に行こうかなんて言っても、どこへ行ったものかと思いまして。
(るるぶ買おうかと本気で思っています)
というわけで荒川に行ってきました。

でも、それがいけなかった。(つづく)



4月下旬のある日  

ぼくのうちにおいでよ
ぼくのうちにおいでよ
ぼくが自転車で
駅まで迎えに行くよ

二人でこたつで紅茶を飲もう
オーティスのレコードを聞きながら
去年のように 去年の今頃のようにだよ

二人でこたつで紅茶を飲んでいると
友達が集まってくるかもしれないね
去年のように 去年の今頃のようにだよ


 こんな歌をCDプレイヤーが歌っているところに、 アンケートと称する電話がかかってきました。 夜の10時に。カネコさんて人から。 今おいくつですかとか。えーとえーと。 そういえばもう23になりましたとか。 会社まではどれくらいかかりますかとか。 だいたいそうですねぇ、20分くらいかかりますとか。 新聞は読まれますかとか。 まあまあ読む方なのかもしれませんとか。 そんなことを聞かれました。 なんとなく頭が痛くて、でも音楽は心地よくてフワフワしていたところに。 僕の返事が常に曖昧だったのは、聞いてた歌の歌詞がこんなだっだから。 去年の今頃なにをやってたかなんて思ってたから。 今頃どこだかの会社から電話を掛けてきているカネコさんですが、 はたしてこのカネコさんは明日の朝はいったい何時に 起きなければならないのかしら なんて考えていたから。さあさあ明日はこのCDを返しにいかなくちゃ。

 それから、そうだなあ、ジャズ喫茶に行ってみたいなあ。 それとも荒川に行こうか、または横浜にでも行ってみようかなあ。

 ちょうど去年の今頃のように。



4月中旬のある日  

 夜に犬を連れて散歩に出かけたんですけれども。  もう耳がキーンと冷たくなる事もありませんでした。  犬もそりゃもう元気で。  昼間と同じ顔をしてもくもくと小走りします。  まあいつだって黙々と、ですが。喋りはしませんが。  空はきれいに晴れているんですが、 あの冬の寒い日ほど空気がきれいには感じませんでした。  あの「耳キーン」が冬の空をきれいにしてます。  それでもって冬のあいだ見えていた、なんだろう、オリオン座ですか? あれがすっかり見えなくなってしまいました。  たぶんあれだ、うめ見たりさくら見たり散歩したりしている間に 西へ西へ行ったんだ。  あああ、西日本にまた行きたいなあ。  なんて。  そんなこんなで神社について。  空は晴れてて。  僕はオリオン座しかしらなくて。  宇宙人が地球に来るんだったらこういう日だろうと思いながら 神社の近くをまわってみました。  犬はやっぱり昼間と同じ顔でした。  宇宙人に平気でじゃれつきそうなマヌケな顔をしています。  まあ、犬は飼い主に似るって言いますし。  昔は森の中な雰囲気だったこの神社がすっかり小さく見えたのは、 木の影の向こうにセブンイレブンの看板が見え隠れするせいじゃないかと 思います。

 宇宙人は出ませんでした、なんて話しがしたくなったのは、 今日仕事の時、西荻で丹波哲郎の事務所を見かけたからでしょう、きっと。



4月中旬のある日  

 アフリカの、いわゆる発展途上国のある町で。(ある雑誌より抜粋)

 慣れた手つきで櫂を捌き、 丸木舟に乗って家に帰った漁師が、 岸に立っていた、外国からきた専門家に会います。 専門家は漁師に、なぜこんなに早く帰ってきたのかと尋ねます。

漁師:「いやあ、別にもっと長く漁をしていてもよかったけども、 今日はもう、家族を養うのに十分な魚を獲ったから。」

専門家:「では、これからの空いている時間は、いったい何をするのですか?」

漁師:「そうだなあ。少し釣りをしたり、子供たちと遊んだり、暑い時は みんなで昼寝をしたりするな。晩には一緒に食事を取って、その後、仲間で集まって 音楽を楽しむ。まあ、そんな感じかな。」

専門家:「わたしは大学の学位を持っていて、 こうした事柄を研究してきました。あなたを助けたいのです。 もっと長く漁に出たほうがいいですよ。そうすれば収入が増えて、そのうち この丸木舟より大きなボードが買えます。 大きなボートがあればもっと収入が増え、やがて トロール船の船団を持てるようになりますよ。」

漁師:「それから?」

専門家:「そうなれば、仲買人を通して魚を売る代わりに工場と直接交渉ができますし、 自分で魚の加工場を始める事だってできますよ。 村を離れて、大都市に行きそこから事業を経営できます。 株式市場に上場できるかもしれません。 大金持ちになれますよ。」

漁師:「んー、それにはどのくらい時間がかかるんだい?」

専門家:「そうですね、だいたい、15年から20年でしょう。」

漁師:「で、それから、どうなるんだい?」

専門家:「人生が面白くなるのはそれからですよ。 退職して、都会の喧騒から離れ、田舎の村に落ちつけます。」

漁師:「そしてどうなる?」

専門家:「そうなれば時間のゆとりができて、少し釣りをしたり、 子供たちと遊んだりできますし、 暑い時には昼寝をしたり、家族と一緒に夕食を取り、仲間と集まって 音楽を楽しんだり出来ますよ。」



それを聞いて漁師は白い歯を見せて笑います。





4月中旬のある日  

 うめの後にさくらが咲くからよいのだと。 そういう事みたいです。 さくらの後にうめが咲くとなると。 なんかうめってショボイんじゃない? って話しになるんじゃないかと。 そんな話しを会社でしてたわけなんですが。

 そんなわけで。 すっかりさくらも散った後にうめの写真なんですが。 なんかこの写真ショボイんじゃない? って話しになるんじゃないかと。 うん、それはうめのセイじゃなく、僕のセイっていうことで。

うめを見ましたっていう写真です。



4月上旬のある日  

 いや、そのですね。 僕みたいな。23才な。 メガネな。 そんな男がこんな事言うのもなんですけど。 あのイチョウの新芽っていうんですか? あれかわいいですよ。いやーかわいい。 あんまり小さいのがワサワサ生えているのはちょっといただけませんが。 なんとなくキモイんで。 でもちょこっと大きくなっているやつ。 あれはかわいいね、ずっとあの位の大きさだったらいいのにね。 なんてね。 犬の散歩してると寄ってくる小さい子供だってね、あのまま大きく ならなきゃかわいいんだけどね。 なんて。 ずっとこのままの気候で夏が来なきゃいいのにね。 なんて。 夏はきらいじゃないんですけど。 っていうわけで。 今日は吉祥寺で買い物をして帰ったんです。 って話しはずいぶんとんでいますけど。 いつも会社の人なんかに「しょっぺーサイフだなあ!」 「なんでそんなに薄いの?」 とか言われているあの手作りなサイフを 、店員サンにレジで「わー、それいいですね!」 って言われてちょっと嬉しかったものですから。



4月上旬のある日  

 なんてまあ、散歩日和なの。

 なんて日が続いています。一年中こんなだったらいいのに。 なんて思うのはいつも5月と10月くらいなのですが、 今年ばかりは4月にそれが到来です。 いつもこんな陽気ならあまりゴタゴタも起きないような気がしますが。 怒っている人に対して「まあまあ、一緒においしいものでもいただきましょうよ」 なんてみんなが言えれば、 あまりゴタゴタも起きないような気がしますが。

 そんなこんなで。さくらも散って。 さくらはきれいなんですけど、ああきれいだなと思いながら もなんとなく気だるい気分になります。 さくらはヘンな木だ。

 リンクコメントって、やっぱりあると嬉しいので、 ちょと変えてみたのでありました。 テーブルの組み方をあまり知らないやら、 聞く音楽の幅が狭いやらでエライ時間がかかりましたが。 まあまあ。 ぼちぼち 変えていきますよ。それにしても。 なんかおいしいものが食べたいなあ。



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