11月下旬のある日  


  時の過ぎる早さについて行けないような今日ころごろです。 使っているシャンプーは、今日からラックススーパーリッチになりました。 お風呂あがりの髪が無駄にさらさらです。 僕の髪は一番長いところで4cmくらいだけどね! で、時間の話に戻って。一日の長さだけども、 例えば生後二日目の赤ちゃんにとって、三日目の一日の長さは、今までの人生の 半分の長さだと。二歳の子供にとって三年目の一年間は今までの生涯の半分のながさだと。 つまり、五十歳にとっての二十五年に等しいんだと。 そんな話を思い出しました。うーん、本当にそうなのかしら? 新宿の東口、交番の前のガードレールに 腰掛けながらそんな事を思った火曜日の午後。 最近、時々東京から逃げ出したくなるけども。 しかし、まったくたくさん人がいるもんだなあ。 誰を見るでもなくぼーっとしながら、 「一人一人が 誰かのいとしい人」という文章と写真を思い出したり。 そんなオセンチな気分になるのは秋のセイだからと思います。 ちょっとした向かい風ならそれを楽しめるような人間になりたいものだなあとか。 台湾旅行から帰って来た頃の体重にまた戻ってしまったなあとか。 ああ、秋だ秋だ。 今日の天気はなんだい? 家で片付けなきゃならない仕事があったのに、思わず外に出かけてしまったじゃないか! 原宿駅。竹下口のドトールコーヒー。 スタバの苦くて濃いコーヒーよりも、 ドトールの薄くてちょとすっぱいコーヒーの方が好みです。 でもタバコのにおいはもっと嫌いだ。 久々のドトール。 やっぱりタバコ臭いからテイクアウトで。 原宿から代々木まで一駅歩こうか。 空には満月。 左手にコーヒー。右手はポケットに。 時々立ち止まりながら。 秋晴れは僕を動かすんです。


11月下旬のある日  


  韓国の俳優の名前の判別がまったくつきません。 でもちっとも不便じゃないのでヨシとしましょう。 左利き用のはさみを100円ショップで買ったんですが、 やっぱり少々使いにくいっていうのもまあヨシとして。 欲しいものはたくさんあるんですが、でもやっぱり欲しいもの ベスト3となるとやっぱりモノではなくて、抽象的なものとか能力とか、 特にやっぱり能力だな!とか、そんな 感じになっちゃうなあ、なんて。絵心も欲しいし、 時間を上手に使える能力も欲しい。目が悪いのはもう諦めるけど。 いまさらメガネ取れないし。なんだこりゃ。 高くなってきた空を見上げちゃったり、 落ち葉を蹴っ飛ばしてみたり、鼻歌を鼻ずさんじゃったりとかって、 やっぱり秋だからですか、それともトシってやつですか? 近所のおじさんが亡くなってしまって、相当ショックだったからですか? 路地二つ向こうのおじいさんが亡くなった時は全然だったんだけどなぁ。 あっちのおじいちゃんは突然からんで来たりしてくる人だったからむしろ(略)。 さあさあ!気を取り直して。 下のメモの夕焼けチャイム。 子供に声をかけることがどうとか書いてみたけど、奈良で悲しい事件が起きました。 あーあ。なんでこうなっちゃうんだろうね。 「人間は習慣の生き物」だって聞いたことがありますが。 日々のどんな習慣があるか。これがそれぞれの人間を形作ると。 毎日どんなものを食べてどんなものを読んでどんなことを考えてとか。 暇なときはなにをして、どんな友達と一緒にいて、とか。 そんな事を思いながら、以前録画したスピッツのビデオクリップを見たり。 それで、ご飯を作って食べたんですが。 「いつまでも、ロマンチストなおじさんでいたい」。 そんな事をインタビューで堂々と言っていたマサムネさん。 彼の音楽や世界に浸る習慣はどんな人間を形作るのかしらとか。 ここ十年くらい、ずっとそれを聞いている僕は、果たしてどんな感じだろうねぇ。




11月上旬のある日  


  新潟の地震、ブッシュ再選と、誰も予想しないような出来事が立て続けですね。 しかし新潟の地震でまた自然界の力を見せつけられた感じです。 気丈に振る舞い、復旧に精を出されている現地の方々に敬服の念を抱いています。 東京でもどこでもそうだけど、 人間様は特別!と思って生活している人もそうでない人も、 強固な都市!と思っている人達もそうでない人達もいるけども、 人間の社会とかしくみとか、地震ひとつでボロボロに成り得るっていう。 そんな事を深く思い知る今日この頃。

  そんな中最近気付いて、ん?これは聞き違いかな?と思っていたけども、 そんな疑いが確信に変わったことを一つ。

  夕焼けチャイムのセリフが変わった。

  うん、確かに変わった。今日はじっくり聞いた。 僕の知っているセリフじゃなかった。以前は夕焼け小焼けの音楽が後ろでかかっていて、 「よい子のみなさん、 〇時(五時、あるいは六時)になりました。 おうちに帰りましょう。区民の皆さん、子供達に一声かけてあげて下さい。 明日もまた、すばらしい一日でありますように。」だったのがすごく味気なくなってた。 子供達は気を付けて帰りましょう、みたいな。 だから夕焼け小焼けの音楽がものすごい余るのな。 以前はもう本当に、音楽とセリフの終わるタイミングがピッタリだったんだから! まあ音楽が余るどうこうはどうでもいいんだけど、 ああそうか、大人が子供に声をかけるとすぐに勘違いされる世の中なのだな、とか。 そしていつのまにか、声をかけられてた子供の立場だった僕が、おいおいもうすぐ26だよ、とか。 なんだかなあ、と思いながら駅からの道を歩きました。 イチョウ並木が意外なほど色付いていました。



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