ある日

お知らせ：メモ、はじめました。

８月下旬のある日　　

　　時々行くタワーレコードの近くには公園があって、そこには池があって鯉がいて、原っぱがあってハトがいてといった具合に、スベリダイやブランコよりも重要な、そんなものがずらりとそろっております。特に池は重要です。僕はその公園を歩いたり立ち止まったりベンチに座ったりしながら買ったばかりのＣＤが入っているカバンを大切に持っていました。歩きながら、「宝くじ当たったら何に使う？」なんて聞かれた事をちょっと思い出したりしてました。その時「いやぁ宝くじ買わないし。」なんていうと嫌われそうなので、ちょっと真面目に考えてから「ＣＤを一度に何枚も買ってみたい。５枚ぐらいいっぺんに！」なんて、はずむような声で答えた事なんかを思い出したり。まあ当然のように「スケール小せぇなあオマエ」と言われましたけども。なにせ５枚だし。ていうかそれ、確か先日会社で言われたんですけどね。一億当たったらどうする？なんていう先輩に、「一億でなくて、十万くらいの方が驚きとか喜びとか使い勝手がちょうどいいですよ」なんて言ったのもその時でした。そんなお金のキタナイ話を、この公園の池のほとりで考えていたわけなんですよワタシは。これだから年をとるってイヤですね。でも他にも、いつかここに犬を連れてきてあげたいなとか思ったりもしましたけども。あとはアイス食べたいとか。時計が欲しいなあとか。あの犬は何考えてるんだろうとか。音楽ってなんだろうとか。そんなことを、池のほとりのベンチで、自動販売機で買った冷たい飲み物を飲みながら思ってました。ネオ・ヤンキーズ・ホリデイっていうタイトルのＣＤが入ったカバンを持って。

　　さてさて、まったく厳しい残暑ですね、なんて毎日のように天気予報で言っていますが、木陰では確実に秋が優勢となっています。この際ですから、わたしはもう木陰は秋だと言い張りますけども。木陰にぽっかり開いたセミの穴から涼しさが染み出しているかのようでした。なんて。そんなわけで８月の終わりの晴れた日に、木陰の秋を再確認していると、薬指をしっかりと蚊にさされていたのでした。

　　さされた所、爪でバッテンなんてつけませんよ、もう大人ですから。

８月下旬のある日　　

暑くなってもいいですよ、なんて下のところで言っていたら、東京地方の気温が最近ホントに上昇してきました。いいですよと言った手前。とびっきりの涼しげな顔をしながら夏の余韻をやり過ごそうと目論んでおります。とりあえず今のところ、とびっきり涼しげな髪型であることは間違いないです。会社ではオマエ前髪無いなって言われました。そういうわけで、仕事の移動中の、窓を開けての運転が心地よいです。あー、そういえばトキって今何羽いるんだろう？なんて考えながら。普通のテンションで鼻歌など鼻ずさんてみたりして。というわけであなたのお勧めの鼻歌はなんでしょう？

８月下旬のある日　　

仕事が休みな８月の終わりを、いたずらに中央線に乗ったりしながら過ごしています。贅沢な散歩です。今年の夏もあまりクーラーを使わずに過ごしました。なんて言ってみたものの。また暑くなりそうですか？なってもいいですよ。そうそう、最近わかったんですが。サングラスの事なんですけども。僕は持っていませんけども。だってメガネだし。上からかけられないし。しかしあの。虹色っていうんですか？そんな色のサングラス。水たまりにオイルとか流れた時になるような色をした、あのサングラス。あれをしている人が僕は苦手だというのが、今年の夏の発見であります。だって。そんな。どうなんですかその色は。そしてなにも電車の中でしなくても。

さて話は変わって。涼しくなったもんだからでしょうか、出かけたい意欲が少々上昇中です。今とっても行きたい所はココとココなんです。ネット上で大告白です。上映とかプログラムとか、もうそういうのはどうでもいいからっていう勢いで。なんかやってさえいれば、っていう。とりあえず行ってみたいと熱烈に思っているところです。でもこうして、ああ行ってみたい行ってみたいと思っている時間も好きです。なんて言っているもんだから。ココにいたっては一年近く前から行ってみたいと思ってますし。でもココに行きたいという気持ちはまだまだ発生したばかりです。そんなわけで。映画館の敷居はまたぎ慣れましたが、一人でこういうトコロの敷居をまたぐその秘訣を、誰か私に教えてくださいな。

８月中旬のある日　　

髪を切りに行きました。
人からずいぶん短くしたねえと言われるくらい切ってやって下さい。
じゃ、あの、中田くらいですか。
そうですね、じゃ、そのくらいの勢いで。

なんだか髪切ってくれた人、勢い良すぎたみたいでものすごく短くなりました。中田っていうより、くるりのギターの人くらい。ドライヤーなんていらない。

近所の公園では伸びた芝生にここちい風がさわわと吹いています。気持ちいいんだけど。風吹くと頭が寒い。

８月中旬のある日　　

　　邦楽ロックと言ったら？と聞かれて、僕はグレープバインといいました。会社の人はビーズだといいました。今食べたいものはと聞かれて、僕はたまご豆腐と答えました。会社の人はカレーライスと言いました。オマエなんてビーズを聞きながらカレーライス食べていればいいんだ！とか思いました。サングラスして！屋上で！とか。思いましたよ、思っちまいましたよ。ビーズファンのみなさんごめんなさい。それにしてもスーパーにおけるたまご豆腐の存在感のなさといったら。豆腐コーナーの付近にいつもあるのに、なんで今まで気付かなかったんだろう、なんて。たまご豆腐業者のみなさんごめんなさい。と。連続で懺悔したところで。バイクに乗っていたら台風に呑まれました。のまれてしまえばいい、のまれてしまえばいい、なんて。ほら、バインが歌ってますけども。今日一つ言いたいのは合羽を着て雨に打たれるのは思いのほかステキだって事です。バイク乗ってる信号待ちとか。降りてスーパーへ向かって歩いている時とかほら。でも服が濡れていないっていうのが必須ですけど。見た目カッコワルイってのがミソですけど。

でも。たまご豆腐等が入った袋をぶら下げてっていうのはどうかと。

８月中旬のある日　　

　はじめてのお店って、今までも入るのに結構勇気いってたんですが、もっと怖くなりました。「自慢」とか「一番」の言葉に敏感に反応します。エビのように飛びずさります（飛びずさる＝飛ぶ＋あとずさり）。化粧の濃い（劇団四季並み）その居酒屋のおばちゃんはもっと怖かったです。で、なんだか夏になれてきて、ずっと夏でもいいかな？とか思い始めたりしませんか？って会社の人に聞いたら、そうでもないみたいですね、みんなは。クーラーはどうも苦手です。汗をかくのを恐れません。で。苦手なもの繋がりなんですけど、茗荷が苦手です。あ、この漢字見て思い出した。茗荷っていうのはですね、ナントカ和尚とかっていう人がものすごい忘れっぽい人だったそうなんですけど、自分の名前を幟（のぼり）に書いて、背負って歩いていたそうなんです。で、その人のお墓の近くに生えたのが茗荷だそうです。だから漢字で”名”を”荷”うと書くのだとか。だから茗荷を食べると忘れっぽくなるといわれたりするのだとか。そして僕は茗荷が苦手であまり食べないのにそのナントカ和尚の名前を忘れているとか。全部夏のセイです。って。そんな事言っていられるから夏はちょっといいんじゃないかな、と。

８月中旬のある日　　

　　昨日の夕食は松屋の牛丼でした。２９０円でした。
　　今日の午後、喫茶店に入りました。
　　モカコーヒーをいただきました。
　　４８０円でした。

　　なんだか牛サンに申し訳ない気分です。
　　サン付けです。
　　でも、ちょっと”牛タン”に見えます。

８月上旬のある日　　お知らせ

　メモ、はじめました。携帯電話からも見られるすぐれものです。内容は、携帯電話で見るほどでもないシロモノですが。ところで。エゴラッピンのチケット取ろうと思ってるんですけど。ぴあのお店に直接並んでもチケットは取れるんですか、あれって。ていうかだいたい「ぴあ」ってどんな意味なんですか、あれって。

８月上旬のある日　　

　　今日は休みだったんで、家のまわりの草むしりなどしてみました。この炎天下の中。虫除けスプレーはやっぱり夏の匂いがします。風が吹いてくる度に口笛を吹きたくなります。 ”コウカガクスモッグ”のせいでチカチカする目で空を見上げて汗をぬぐってみたり。犬はだらしなく寝そべったまま、僕を上目使いで見ていたり。引き抜かれてなすすべのない草たちは、ムーンと熱気を放っています。草いきれ、って言うんですか？変換しませんね、このパソコン。「臭い着れ」、「草生きれ」て。そういうわけで、今日は汗だくになりました。あと足りないのは花火だけ。

それにしてもこの写真。確か大阪ＢＢＱの帰りに撮ったんですけども。上の絵？の題名？なんでしょうか？きちんとビニールで保護されている様子でしたけども。まあいいんだ、今は夏なんだから。オレも汗が好きだ！くらいのテンションで。（草むしりの間中、日に当たり過ぎて変なテンションです）

８月上旬のある日　　暑中見舞い

金魚すくいに誘いなさい

８月上旬のある日　　夏の心得

・口は閉じて歩く（見た目涼しげだから）
・ポケットに手は入れない（手が暑いから）
・だからといって手持ちぶたさを恐れない（涼しげだから）
・夕方や夜に犬の散歩に出かける（気分いいから）
・髪は短めに（当然）
・タバコは吸わない（だってあの先っちょ、火だぜ？）
・太らない

以上の事を踏まえて８月を過ごします。

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