11月下旬のある日  

冬将軍  下着はきっと  ラクダ色
内ポケに  体温と同じ  缶コーヒー

目指すは生あくび。好きなサイトがいっこ増えた。



11月下旬のある日  

西日本。 お世話になりっぱなしでした。

一日目。
夜に枚方に着く。 僕が「マイカタ」と言う度に、先輩は「ヒラカタやね」という。 ヒラカタの駅では10何年もの間、デゴイチ(鉄道)と商店街が何も変わらずに先輩を待っていた。 デゴイチも商店街もリニューアルって事でもうすぐきれいさっぱりなくなるらしい。 それを聞いて、 今年30才になった先輩は変な顔をしてた。 もうすぐなくなるデゴイチの傍で二人でソースべったりのタコヤキを食べた。 もう1回あのタコヤキを食べたい。 あそこで。


二日目。
京都。
東福寺の駅で降りた時にこの人ゴミはヤバイと思いつつも、 中学の修学旅行の時に、僕が班長だったから行けなかった清水寺には何としてでも行ってやるという決意は相変わらず固い。 三十三間堂には長い事居た。 僕と身長が同じ仏像はいなかったと思う。 清水寺にはちゃんと行った。 上のほうでぜんざいを食べた。 ずっと登り坂で来たから帰りは下り坂だった。 世界中で上り坂と下り坂の数は同じだっていう話しを思い出した。 上り坂は上から見たら下り坂。 舞妓さんの履いてる下駄、履いてみたい。 夕方に三条と四条をぐるぐる歩く。


三日目。
奈良。
猿沢池には、死んでしまった小さな小さなカメが浮いていて、 おばあちゃんがハトにポップコーンをやって気を引いても、 孫は生きているハトより死んでるカメの方にどうしても目が行ってしまう。 アップルパイを食べながら、ミスドのレシートの「奈良〇〇店」って 所をまじまじと見て、「そっか、ここ奈良なんだ」って、そんなところでまず奈良を感じる。
奈良公園。
砂埃を盛大に巻き上げながら坂道を下る修学旅行生とすれ違う。 僕もきっとあんなだった。 僕もきっと修学旅行の時に坂道を下りながら、今日の僕みたいな人にすれ違っていたに違いない。 名前も顔も記憶もありませんが、あの時の僕みたいな人、お元気ですか。 僕はもうじき23です。
二月堂。
奈良に住みたいと本気で思ったところ。 休憩所みたいな小屋の中でお湯を飲みながら、 ベランダから東大寺の屋根が見える暮らしってどんなだろと思ったところ。 もういっぺん行ったミスドでは、携帯のメモリに作家やアーティストの名前を 何人も入れた。 ああいう話しをしている時はほんと楽しい。 寒い中案内してくれてありがとう。
心斎橋。
ついに見た、グリコの看板。 レタスとメキシコ料理。辛くない、辛くない。 エレベーターを降りたらそこは新宿のような気がした。 でも乗ったのは大江戸線じゃない。


11月下旬のある日  

 え? ここホントに東京上空ナントカってとこ?
 絶対思ったでしょ、そこのあなた絶対思ったでしょ。  大丈夫、僕も思いました。  というわけで、indigo apes のカノコ様から絵をいただきました。  すげー、絵を描けるっていいなあああ。  ホントにありがとうございます。  ついでにリニューアルしようと思ったんですがHTMLの本を無くして (致命傷)しまったのでフレームを使っているサイトの みなさんのご協力(無断でソースをコピペ)を得てなんとかリニューアルという形になったのですが。  しかし、あれですね、問題は頂いた絵の下の部分ですね、topとかaboutとかのところ。  なんでこうあっちゃこっちゃずれてるんだか。(答え:僕がやったから)

 で、またイチョウ並木の話しなんですけど、もう随分と葉が散ってきまして、 石畳の通路にイチョウの葉が積もっています。  そして自転車に乗った少年が両足を石畳に着けて、猛スピードで来るんですよ。  詳しく言うと、遠くから自転車を懸命にこいでくる→落ち葉が積もっているゾーンの手前で 両足を地面すれすれに着ける→両足で落ち葉をかき分ける感じになる→気分は(たぶん)爽快。  これがすごい面白そうなんですよ。 いややりませんよ、僕は。  やってみたいけど。



11月中旬のある日  

 家の近くにイチョウ並木があります。  よく歩いて通ります。  只今紅葉まっさかり。  すごく綺麗なんですけど、 イチョウ並木の入り口に立った時に真っ先に思った事は、 「とんがりコーンを逆さにして並べた時のようだ」。  まったくロマンチックとは程遠い。



11月中旬のある日  

 事故の日に一日だけ仕事を休んだら、 会社で死亡説が流れていましたが生きてます、こんにちは。  脳以外はすべて人工物説まで流れていましたが、全部人工物ならもうちょっとマシなパーツを 使いますよ、こんにちは。

 突然西に行くことになったのはですね、会社の先輩が、なんか用事があって 車で京都のあたりに帰るらしいんで、乗っけてもらう事になりました(強引に)。  先輩はすぐ帰るらしいんで行きだけ。

 「・・・んー、まあついでだし、行き乗っけてってもいいけど」
 「もう京都あたりで落っことしてもらえれば嬉しいんですけど。」
 「落っことしていいのね?」
 「・・・んー、京都付近で」
 「じゃあ落っことすから」
 「京都でですよ」
 「うん、落っことす」

 京都に、って部分は彼の記憶に残ってないみたいです。



11月中旬のある日  

 はいはい、今朝の目白通り上り線の渋滞を巻き起こしたのは僕ですよ、はいはい、 ごめんなさいそしてみなさんこんにちは。

 車の横を鉄馬君(バイク)で走っていたら車によってガードレールの間に鋏まれました。  僕は大丈夫です。  でも鉄馬君(バイク)の後ろについていたカゴが砕けてしまいました。  接触した瞬間のことはとてもよく覚えていますよ、それにしても エリカさんの 言う事にはいつだってウンウン頷いてしまいます。  昨日の夜に「スリーキングス」っていう戦争映画なビデオを見てたものですから、 あちこちすりむいてても、ちょっと足が痛くても、なんだか大したことない様に思えてしまいまして。  まあ事故はどっちもどっちですからね、はい。 まあ怪我するのはバイク乗ってるほうですが。  ん、でも僕は元気ですはい。

 はいはい、今日は事故の話はもうおしまい。  どっちかって言うと、来週の土曜日から火曜日くらいまで西日本に行く事になりそうなので(一人で)、 そのことで頭がいっぱいです。 東京案内もできない僕ですんで、もちろん 西日本は右も左もわかりませんけど。



11月中旬のある日  

 この間BEN FOLDSのライブに行きました。  日曜日とサンドイッチが似合う音楽を弾く、ピアノの人です。  おもしろかったなあ。  それにしてもピアノのフタに付いているあの鍵穴はなんなんでしょう。  鍵かけるんでしょうかね。

 もたもたしていると冬になってしまいます、いや、もう冬になってしまったのか、 アニマルスリッパが欲しい今日この頃。
 秋の記憶をココに。  写真です。



11月上旬のある日  

 めずらしく会社の帰りが遅くなりました。

 昨日は立冬だったらしいです。
 公園を通って家に帰るんですが、 冷たい風と夜露の匂いがして、川の傍を歩いているような気分です。

 今夜は「バグダッドカフェ」を借りてきたので見ます。
 ここ一ヶ月で2回目です。



11月上旬のある日  

 朝は寒いですけど、日中はあったかですね。  運転してて、ものすごく眠くなるんですけど。

 「先輩、もうだめです、眠くて眠くて、このままじゃ事故ります、 なんとかしてください」

 「うん、寝たら死ぬぞー」

 「そんな月並みなツッコミじゃあダメです」

 「あー、そういう時はだねぇ、誰かに電話するんだよ」

 「・・・だから電話してるんじゃないですか」

 「うん、賢い賢い、じゃあおやすみ」

 「うわーちょっと待って、なんかないんですか、眠気覚まし」

 「うーん、そうだな、じゃあ君には特別に、眠気の覚める呪文を教えよう」

 「いや、どうせベホイミとか言うからいいです」

 「そうか、しかたない、じゃあ携帯にメール送るからそれでも見てなさい」

 1分後、携帯にメールが。

 5+5+5=5055
 線を一本引いて、この式を成り立たせなさい。
 頭で考えるな! 心の目で見ろ! ていうか目で見ろ!



 ・・2時間くらい見ててわかったんですけど、 なんか正解わかってもあんまり嬉しくない。  でもずっと考えてたんで、眠さはなんとかなりました。



11月上旬のある日  

 小学生並に早く家に帰ってきて、 牛が頻繁に出てくる本を読んでいると、 「夜から雨」の天気予報が当たって、 きちんと雨が降ってきました。

 それからサボテンが出てくる本を読んで、 クラムボンの「便箋歌」を聞いていたら手紙が書きたくなりましたよ。

 一雨ごとに秋が冬になっていきます。



11月上旬のある日  なべくるり

 はいはい、世間の皆様は皆2連休だったんですね、僕も2連休だったんですけど。  何も予定がないため、週末の一大イベント(洗濯と掃除)を済ませて お昼になったんで、今日は昼から鍋です、野菜(主に白菜)はまだまだあります。  今日は心のゆとりもあったので、うんうん鍋に似合うミュージックは何かしら、 と色々みつくろってたんですけど。  レディオヘッドはダメですね、鍋からのぼるダシの香りと ミスマッチです。 なんか気持ち悪くなってきます。  パスタなら大丈夫そうです。  あとは何がいいかなあ。  Ego-Wrappin'はお酒なイメージですUs3もダメですMUSEもダメですクラムボンはギリギリで アウトです惜しいなあ(何?)。  Coccoを聞きながら一人で鍋(主に白菜)を突ついていると涙目になってきますよ。

 結局なんとなくくるりとスピッツです。
 ハイ、鍋にはくるりとスピッツですよ(結論)。



11月上旬のある日  一人鍋奉行

 今日は午後からいい感じに雨が降ってきました。  うんうん、秋の午後のこんな日には、手紙なんて書きたいねぇなんて思いながら 便箋をひっぱりだしてみたりしました。  でも誰に書きましょうかね。

 そんなこんなで日も暮れて、今日は鍋をしてみました。  一人で鍋をするのは初めてです。  それもカセットコンロに乗せた小さめのフライパンで。  フライパンでも鍋はできるものですね。  それで、まあマルエツに買い物に行った時点でうすうす感じてたんですけども。  一人でこんなに食べられないだろうなあって。  それが材料を切っているとそれが確信に変わっていきまして。  野菜がザルいっぱい。  でもグツグツいってくると そんな心配はよそにおーおーおいしそうじゃあないのと( 争う必要も無いのに)必死に食べたりしまして。

 うむうむ こんなに食べたのにまだまだ白菜がたんまりあるし。  ネギってこんなに長かったっけ。  そしてこんなに食べられないなあと少し落ちついた時にフと気付いたんですけども。  僕は音楽もかけず、テレビもつけず、ラジオもかけず、 恐ろしく静かな中で鍋をしてたってことです。  どうなんでしょうねこれって。



11月上旬のある日  音楽の話

 あっというまに11月です。  今年もよろしくお願いします(何?)。


 おとといクラムボンのCDを買いました。  HMVでオマケについてたclammbon.comの カンバッジにちょっと惹かれて買った、っていうもの少しはあります。  でもそれはほんの少しです。


 今日会社の帰り道、ゴミ捨て場にギターが3本捨ててありました。  ずっと弾いてなかった感じでした。  そういえば僕も最初のギターをネックが折れた時に捨てました。  木工用ボンドでとめて、んでもって縛ったりしたんですけどどうしてもダメでした。  楽器を捨てる時のイヤな気分を思い出しました。  そのあとで、新しい楽器を買った時の幸せな気分を思い出しました。  最後に楽器を買ったのは5年前です。  楽器を買った時の気分っていうのはそれはもうこみ上げる 喜びって感じで、声で表わすと「エヘヘー」だと思います。


 この間、EGO-WRAPPIN'のライブを見に、小田急線という電車に延々と乗って、 駅からまた延々とバスに乗って、女子美術大学の学園祭に行ってきました。  焼き物の展示が面白かったです。  写真撮ったんですけどまだ現像してませんフィルム撮りきってません。  ところでライブは体育館でやってました。  学校の体育館に入るなんて、高校の卒業式以来ですよ。  それはそうと、ライブはすごくよかったです。  演奏がうまいとか、歌がとってもうまいとか、 それはもう圧倒的だったんですけど、見てて思ったのは、 誰にも負けない、って感じでした。  なんだかよくわかんないと思いますけど、その時は そんなこと考えてました。  とてもよかったです。  声で表わすと「エヘヘー」だと思いましたけど、 ちょっと違うような気もしなくはないです。


 グレープバインのライブに行こうかどうか迷っています。



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