今月のエセテキストズ : 自分の場所 :  プロペラ飛行機


10月下旬のある日  

 今日は、実はご近所さんだったもう1回お会いしたかった管理人さんと 公園を散歩しました。

 なんか不思議なモンですねえ、と僕はたぶん何度も言いました。
 焼きいもの話しをしました。
 あと、100円玉を拾いました。
 うれしかったです。
 あ、100円拾った事じゃないですよ、一緒に散歩したことですよ!



10月下旬のある日  

 今日は(も)暇を持て余していましたので、 阿佐ヶ谷というところでやっている「阿佐ヶ谷ジャズストリート」 というモノに行ってきました。

 天気もいいし気持ちがいいなあと思っていたら阿佐ヶ谷を通り越して西荻まで行ってしまいました。  西荻は古本屋で有名な町なので古本屋をぶらぶらして、文庫本を3冊買って、 まあ誰を待たしているわけでもないしなあと思いながら それを喫茶店でウダウダ読んでいたら夕方5時になってましたので あせって阿佐ヶ谷に行きました。

 はたしてジャズはやってました。  ブラス中心のバンドの演奏をちょうど見ることができました。  トロンボーンてなんか不思議。  サングラスとリーゼントのボーカル兼トランペット兼リーダーが そんな恰好なのにちっともキザっぽくなくて楽しかった。

 嬉しそうに演奏しているのを目の前で見ることができるジャズのライブは、 見ていると幸せになれます。  ジャズバーやジャズ喫茶を教えてください。



10月下旬のある日  

 お昼頃、一度通り過ぎてまた引き返してのこのこと行った小さな公園には、 大きなどんぐりの木がありました。  どんぐりまみれのその公園にはベンチが4つありまして、 僕は左から2番目の、どんぐりの木の真下のベンチに座ってみたんですけども。  一番右のベンチの横には、長い脚立と、片刃のノコギリと、 昔駅員さんが持っていた切符にパチンと穴を開けるアレ見たいな色形をしたハサミやなんかの 植木職人グッズが置いてありました。  職人ですからね、通販で売ってるような「高枝切りバサミ」なんてありませんよ。

 ところで、そんなこんなで感心しながら遠巻きに植木職人グッズを見ている時にも、 頭の上のどんぐりの木からは、風もないのにポツリポツリポツリと絶え間無くどんぐりが落ちて くるのでした。  そして僕はますますどんぐりまみれになっていく公園のベンチに座りながら、 いつか新聞で読んだ「木のお医者さん」なるものについて思っていました。  なんでもすごい人になると、木の気持ちがわかるんだそうですよ。  木箱の中にそれっぽい道具をきっちりと、かつやんわりと詰めて、 電車か、もしくは新聞屋さんが乗るような 50ccのバイクかなんかで出かけて行くんですきっと。  なんて事を考えていたら、いつのまにか帰ってきていた植木職人グッズの持ち主は 、白髪の不精ヒゲをゴシゴシこすりながら、どんぐりの木を見上げておりました。  植木職人はなんだか嬉しそうな顔をしてしきりにどんぐりの木を見上げております。  きっとこのオッチャンは木の気持ちがわかるんでしょう、不精ヒゲっぷりがまさにそんな 感じです、どんぐりは絶え間無くポロポロポロと落ちてきます、 公園も僕もオッチャン植木職人も、どんどんどんぐりまみれになっていきます。

 そんな晴れた秋の午後でした。
 さんまを買って帰ろう、と思いました。



10月下旬のある日  

 今日も天気がよかったです。  髪を切りました。  「すんごく短くして下さい。」と言ったら本当に短くなりました。  なんだかすーすーします。  空には雲がありません。  自転車に乗ります。  今日は暇です。  無駄に遠回りします。  頭の中をクラムボンの歌がまわります。  気持ちいいです。  ここまでなんにもない青い空じゃあ、夜にならないんじゃないの?  なんて思ったんですけども、 もうお腹空かないんじゃないの?なんてお腹いっぱい食べたあとに思っても やっぱりちゃんとお腹が空くように、 きちんと夜になりました。  まだまだ自転車を漕ぎます。  西の空には、口の中で小さくなったアメを縦にしてみたみたいな、 折れそうに薄っぺらい月がぶら下がっていましたとさ。



10月中旬のある日  

 秋の文字月間開催中の juicy days のなおさんに送った(エセ)テキストなんですけども。  セコくてすいませんこっちにも載せちゃいました。

 秋はいいですね。
 冬もいいですけど。
 夏も好きですけど。(なにがなんだか)

 エセテキスト : プロペラ飛行機



10月中旬のある日  

 最近、ネット繋がりな方々とお会いする事ができました。
 初対面にもかかわらず、なんでああも居心地がいいんでしょうか。  いささか錯乱ぎみ(あれで普通です)なわたしでしたが嬉しかったです楽しかったですおいしかったですどうも。

 おまけに最近天気がいいです。
 生きているだけで気持ちがいいくらい。
 最近本当に天気がいいです。



10月中旬のある日  

 Blue note Tokyo に行ってきました。  結局会社の人と。  今度はもっと片っ端からネットの人に声をかけます。  それにしてもオシャレな町だなあ表参道て。  ていうかなんですかあれは、ショウウィンドウに飾ってあったコート、16万円て。

 聞くことができたのは、クレモンティーヌっていうボサノバの人でした。  すごいステージが近い。  ていうか、料理がでるし。  コース料理だし。  「ねぇねぇ、やっぱりこういう所って、フォーク落としたりしても自分で拾わないで 拾ってもらうんですかねぇ。」  とかヒソヒソ話していたらホントにフォーク落すし。  すぐ自分で拾うし(習慣)。  おまけにササッっと拭いてそのまま使うし(習慣)。

 肝心の演奏の方はというと。
 If the price of peace is viorence! - I'm not gonna buy it! とパンクのメロディにのせて 怒鳴るように歌うThe suicide Machines も好きですけど。  I want to be a happy boy . This means that you must employ my lies. と なんだかよくわかんないような感情を歌うJJ72もすきですけども。  演奏するのが幸せ、歌うのが幸せ、みたいな感じがものすごい伝わってくる ボサノバってのもまたすてきだなあと思いました。

 まあフランス語だったんで何を言っているのかさっぱりわかりませんでしたけども。  演奏は素晴らしかったし、歌も素晴らしかったです。

10月上旬のある日  

 セミがいなくなって久しいですが、蚊もだいぶん少なくなってきました。

 エセテキスト:自分の場所

10月上旬のある日  

 会社の先輩(来月結婚予定)から、「オー・ブラザー!」の試写会ご招待のハガキを貰いました。

 「あー、どうもありがとうございますー。  あれ? これ、試写会て今日じゃないですか!  んでもってこの”サンパール荒川”てドコですか?  てかあと1時間たらずで始まりますよこれ!」

 「えー。 だってヒマでしょ?」

 「。。。。ハイ。」

 そういうわけでバイクをすっ飛ばしていってきました小雨の中。  2名様入れる券だったんですけども、贅沢に一人で行ってきました。

 着いてちょっとしたら舞台挨拶が始まる雰囲気で、 おお、舞台挨拶! ジョージクルーニー? コーエン兄弟? と思ったら 都電荒川線90周年、とかで都電関係者のオジサンでした。  エライ違いでしたがまあタダだし。  てか、ここはサンパール荒川だし。



 映画はおもしろかったです。  笑っちゃいました。  コーエン兄弟モノ(ファーゴとか、ビックリボウスキとか)好きな人は見るべきですヨ。

10月上旬のある日  

 そうそう、この間まで夏でした。

 ちょっと写真でも。

10月上旬のある日  

 レディオヘッドのライブを見に、武道館に行ってきました。  あの音をライブでどうやってだすのだろうかと思っていたんですが、やってくれました。  うんうんすごくよかった。  チト聞き入ってしまいました。  すごい歌唱力。  家に帰ってからCD聞いたんですが、CDでは物足りないくらいライブがよかったです。  やっぱりオルガンを弾きながら歌うトム・ヨークはかっこよかったです。  てかかっこよいです。  あと、モニタの画面がリアルタイムにもかかわらず、プロモのように凝ってました。  すごいすごい。

 それと、ステージの上にぶら下がっている照明に乗って(2時間も)お仕事をしていた人達の 事が、実は気になって仕方なかったです。  あと、REDIO HEAD と赤地に黒の字で書かれたタオルが外の露店で売ってたのが、 E.YAZAWA に見えて仕方なかったです。

 とりあえずすごいライブでした。


10月上旬のある日  

 はいどうも。 あー、月見オフは中止です。  理由は雨だからです。  参加希望者がいなかったからじゃないです。  ごめんなさいウソつきました。  参加希望者いませんでした。  でもさ、ほらこんな雨だしさ。

 友達が少ないと(←控えめな表現)困るのがアレですね、やっぱりペアチケットが 当たった時ですね。  当たるはずがないと思っていた、っていうか応募したのを忘れていた、 ブルーノートトーキョーのクレモンティーヌのチケットが当たってしまいました。  今世紀の運は使い果たしたもようです。  こんなところで!  はっきり言ってクレモンティーヌてどんな人だかよく知りませんけど。  当たると思わなかったんで。  でもですよ、ブルーノートトーキョーにタダで入れるんですよ!   会社の先輩を誘ったら、「なに? ノート?」とか言われました。  まけてたまるか(負けそうです)。

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